2018年2月21日
交通事故~バイクの事故~
今回はバイクでの事故について話をします。
バイク事故は車の事故と異なり、衝突や転倒した時に身体に直接外力が加わることが多く
入院が必要な大きなケガや大量出血して救急搬送される場合も少なくありません。
そのような大きな症状以外でも擦り傷や打撲、捻挫やむち打ちなどの症状が
多く発生します。
バイク事故の場合、擦り傷が目立ってしまい、むち打ちや腰痛などの
出血を伴わない症状が放置される場合も少なくありません。
バイク事故で注意が必要な症状は、首のむち打ち症状です。
衝撃が直接身体に加わるために、車同士の事故よりも衝撃が大きくなり、
そのために後から急に痛みが強くなってくる場合があります。
また、めまいやふらつき、吐き気などの自律神経症状を伴う場合もあり
後遺症が残ることもあるために注意が必要になります。
転倒の際、ヘルメット装着時でも頭部に直接外力が掛かるために症状が長期化しやすく、
事故直後の対応が非常に重要になります。
バイク事故によるむち打ちや腰痛はレントゲン等の検査で必ずしも異常を示すとは限りませんので、
丁寧に問診や触診を行い、痛みの根本箇所を判断する必要があります。
バイク事故は擦り傷や打撲の痛みが目立ちますが、
首や腰の症状は隠れていることが多いので、首や腰に痛みを感じない場合でも、
油断せずにぜひ一度全快堂整骨院までご連絡下さい。