2018年3月16日
シートベルト損傷
今回はシートベルト損傷の話をします。
事故の時にはシートベルトの着用がケガの程度に大きくかかわりますが、そのシートベルトによって身体を痛めることもあります。
シートベルト損傷の発生原因は衝撃によって体が前や横に押し出される形になり、シートベルトに食い込むことで起こります。
またおなかの部分に当たっている場所が上の位置に来ることで内臓の損傷の危険があります。
シートベルト着用はもちろんですが、シートベルトは正しい位置につけることも大切です。
交通事故では普段受けるようなことのない大きな衝撃を受けます。
その為通常のケガとは違い、翌日、翌々日と時間がたってから症状がでる事があります。
交通事故に遭った際は少しでも違和感がある場合は医療機関での受診をお勧めします。
シートベルト損傷の症状はシートベルトのラインに沿って痛みが出ることが多く、
シートベルトの当たっている鎖骨、胸の筋肉、股関節前に出ている腰骨に沿っての痛みや動かした時の痛みがあります。
酷いものでは内臓や肋骨に損傷が及ぶこともあります。
交通事故ではやはり大きな衝撃となるので、範囲が広く出ることも多くあります。
患部を触っての痛みや動かした時の痛み、また広範囲に内出血を起こします。 内出血はその血液自体が打撲部位の異物となっているので、動かすことでこすれて痛みが出ます。
交通事故でのケガは決して治らないものではありません。
もちろん重大事故の場合は後遺症を残すこともありますが、
一般的な交通事故では、いつまでも症状が続くという人は多くはありません。
諦めずご相談ください。
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