2019年11月19日
~交通事故によるフロントガラス損傷について~
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交通事故ブログ交通事故外傷の代表的なのはむちうちかもしれませんが、今回もむちうち以外の交通事故外傷を 紹介していこうと思います。
今回は交通事故によるケガのひとつ「フロントガラス外傷」について説明させていただきます。
〇交通事故外傷の分類…
・フロントガラス外傷
・ハンドル外傷
・ダッシュボード外傷
フロントガラス外傷は約40~45%(最も起こりやすい外傷です)
フロントガラス外傷は頭・顔面・首をケガすることが多いのが特徴です。
この外傷でもっとも怖いのが頭への強い外力が脳にダメージを与えてしまうことです。
以前紹介したむちうちもここに分類されます。むちうち以外では脳へのダメージや顔面の損傷が考えられます。
Ⅰ型 単純型…神経的症状を認めない
Ⅱ型 脳震盪型(のうしんとう)…意識消失があるも神経症状を残さないもの
Ⅲ型 脳挫傷型(のうざしょう)…意識障害が6時間以上継続するか・脳の損傷があるもの
Ⅳ型 頭蓋内血腫型(とうがいないけっしゅ)…硬膜外血腫・硬膜下血腫
これは荒木の分類といわれる脳の重症度の分類です。
これほどの衝撃が加わると、頭蓋骨も骨折してしまう可能性が高くなります。頭蓋骨骨折は 髄液漏・ブラックアイ(前頭蓋窩骨折時)・バトル兆候(中頭蓋窩骨折時)などが症状としてみ られる場合もあります。絶対安静が必要で頭を高位にして周囲を固定することが必要です。
※髄液漏(ずいえきろう)…脳脊髄液が硬膜や骨の欠損部から、鼻腔・外耳道へ流出する現象です。
この頭・脳へなんらかのダメージがあった場合、すぐに意識を失う場合もあれば、直後は平気だけど 数時間後に意識を失う場合もあります。もしかしたら、数か月後に症状がでてくるかもしれません。 万が一交通事故に遭遇してしまった時は、直後は平気でも病院へ行くことがとても大切なんです!
今回の内容では例えば、
車に乗車中に後方から追突されたけど、痛みは出てないし、意外と平気かも……と病院へ行くのをやめてしまう。
なんてことは絶対にしてはいけません!
その数時間後に何か症状が出てくるかもしれない!
っという認識を持っていただければ、このブログを書いた意味があることになってくれるかもしれません。
交通事故は車を運転している時はもちろん、車を運転していない時にでも遭遇することがあります。 無理な運転はもちろんですが、歩いている時・自転車に乗っている時にも無理な横断などには気を付けましょう!
〇まとめ
特に効果的な施術として骨格、骨盤の歪み・クラニアルテクニックの整体施術があります。
・骨格,骨盤の歪み…神経の流れに着目し、神経が休んでいる部分を探し出し、直接働きかける事により、 神経の命令が身体全体に伝わるようになり、筋肉がしっかり働き、骨格を正しい位置に戻し、症状を アクチベーターなどで改善します。
筋肉・骨格を正常な位置に戻す事で内臓・自律神経系もバランスがとれ、真の健康を引き出す事が可能です。
・脳脊髄液の流れ… 脳脊髄液とは、脳でつくられ脊髄を伝わって全身に行き渡る、言わば「身体を 滋養するお水」です。 その流れが滞ると身体に様々な不調を引き起こします。我々の生命活動には、 脳脊髄液の循環がスムーズに行われることが、非常に重要なのです。
クラニアルテクニック(頭蓋骨矯正)などで症状を改善します。クラニアルテクニックとは、 頭蓋骨にアプローチし、脳脊髄液・体液全般の循環を促し、自然治癒力を増強させて改善する療法です。
当院の施術は 骨格・骨盤の歪み、自律神経の調節、脳脊髄液の流れ、関節調節、筋肉・リンパなどにアプローチします。お身体に悩みやがありましたら、ご遠慮なくご相談ください!
交通事故は、むちうちや腰椎捻挫など様々な外傷を引き起こします。
当院では自賠責保険にも対応しており、交通事故の治療は患者様の窓口負担はゼロで受けられます!
交通事故に遭われてしまった方は一度、当院にご相談ください!